「色選びで迷わない!」垢抜けコーディネートを叶える配色の基本
毎朝クローゼットの前で悩んでいませんか?「この色とこの色、合うかな?」「なんだか野暮ったく見える…」そんな色選びの悩みは、実は配色の基本ルールを知ることで簡単に解決できるんです。
ファッションにおける色の組み合わせは、実際にはそれほど複雑ではありません。基本色を理解し、シンプルなルールに従うだけで、失敗知らずの垢抜けたコーディネートが完成します。今回は、誰でもすぐに実践できる配色テクニックを、具体例とともに詳しくご紹介していきます。
垢抜けコーデの基本!3色配色の黄金ルール
ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの配分法則
おしゃれなコーディネートを作るためには、「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」のバランスを合わせることが大切です。ベースカラーは全体の約70%、アソートカラーは20~30%、アクセントカラーは約10%の配分が理想的といわれています。
ベースカラー(70%)
– 全体の印象を決める最も重要な色
– コートやワンピース、パンツなど主要アイテムの色
– ネイビー、グレー、ブラウンなどのベーシックカラーが失敗しにくい
アソートカラー(20-30%)
– ベースカラーを引き立てる補完的な色
– シャツやトップス、靴やバッグなどで取り入れる
– ベースカラーより主張しない、調和しやすい色を選ぶのがポイント
アクセントカラー(10%)
– コーディネートにメリハリをつけるアクセントカラーは、おしゃれなコーディネートに欠かせないポイントです。アクセサリーやスカーフなどを使ってアクセントカラーを効かせましょう。ベースカラーと対照的な色を使うとコーディネートが引き締まるためおすすめです。
失敗知らずの基本3色パターン
グレー、ネイビー、ブラウンの3色を基本にすると、定番として残る服は総じて合わせやすく、どれもベーシックカラーなので3色とも使ってもゴチャゴチャしません。
パターン1:モノトーンベース
– ベース:黒またはグレー(70%)
– アソート:白(20-30%)
– アクセント:鮮やかなカラー(10%)
パターン2:ネイビーベース
– ベース:ネイビー(70%)
– アソート:ベージュまたは白(20-30%)
– アクセント:赤やイエロー(10%)
パターン3:ブラウンベース
– ベース:ブラウン(70%)
– アソート:クリーム色(20-30%)
– アクセント:オレンジや深緑(10%)
垢抜けて見える色合わせの実践テクニック
同系色コーディネートで失敗知らず
同色コーディネートは、最も失敗の少ないコーディネートです。なぜなら、お互いの色が馴染みやすいため、コーディネート全体に統一感を出すことが出来るためです。ベージュ×ホワイト、ブルー×ホワイトなど、同系色はコーディネートがまとまりやすく、失敗も少ないのが特徴です。
実践例:ベージュ系グラデーション
– ダークブラウンのコート
– ライトベージュのニット
– クリーム色のボトムス
– キャメル色のバッグ
この組み合わせなら、色の濃淡だけで奥行きのある洗練されたコーディネートが完成します。
差し色で印象をグレードアップ
差し色コーディネートとは、対照的な色を使い、コーディネートにインパクトを出すコーディネートのことを言います。ネイビー×レッド、ピンク×ネイビー、レッド×ブラックなど、それぞれの色が良い意味で目立ち、インパクトの強いコーディネートに仕上がります。
効果的な差し色の取り入れ方:
1. 小物から始める – スカーフ、バッグ、アクセサリーで差し色をプラス
2. 季節感を意識 – 夏は明るめのトーン、冬は暗めのトーンで統一すると無理なく季節感を出すことができます。
3. 肌映りを重視 – 顔周りに来る色は、肌の血色を良く見せるカラーを選ぶ
おしゃれなコーディネートをもっと手軽に楽しみたい方には、プロのスタイリストが選んだ配色を試せるファッションレンタルサービスがおすすめです。Rcawaiiでは、会員満足度96%以上を誇るプロのスタイリングで、あなたに似合う色合わせのコーディネートが月額制で楽しめます。自分では思いつかない新しい配色に出会えるかもしれませんね。
絶対に避けたい!NG配色パターンと解決法
多色使いの落とし穴
4色以上のコーディネートは、バランス良く仕上げるのがとても難しいのです。普通の人が4色コーディネートをすると、配色のバランスが崩れたり、色のチョイスがいまいちだったりしています。カラフルなコーディネートが好きな方も多いと思いますが、コーディネートに3色以上取り入れるとゴチャゴチャした印象になります。
解決策:
– 基本は3色以内に抑える
– 柄物を着る場合は、他のアイテムはモノトーンでまとめる
– 鮮やかな色は1色だけに絞り、他はベーシックカラーで統一
パステルカラーの正しい使い方
パステルカラーは膨張色なため、コーディネートをすっきりまとめるためにも、ボトムスかトップスのどちらかにもってくるようにしましょう。どちらかにパステルカラーをもってきた場合は、どちらかを濃い色にするとメリハリのあるコーディネートになります。
パステルカラー活用のコツ:
– 全身パステルは避け、1点投入にとどめる
– パステル色を選んだら、必ず引き締め色をプラス
– 大人女性は淡いピンクやブルーより、ベージュやライトグレーが上品
シーン別・配色コーディネート実例集
オフィススタイルの配色テクニック
基本パターン:信頼感を与える配色
– ネイビーのジャケット(ベース)
– 白のシャツ(アソート)
– シルバーのアクセサリー(アクセント)
応用パターン:親しみやすさをプラス
– グレーのスーツ(ベース)
– 淡いブルーのブラウス(アソート)
– ベージュのパンプス(アクセント)
カジュアルスタイルで垢抜ける配色
休日のリラックス配色
– カジュアルは太陽の光を感じさせるオレンジ色を中心とした暖色系に、高明度高彩度の色でまとめた配色イメージです。暖色に黄や緑などの中間色を合わせると温かみのあるカジュアルになり、青や紫などの寒色を合わせるとクールなカジュアルになります。
– デニム(ベース)
– 白のTシャツ(アソート)
– キャメルのカーディガン(アクセント)
デートスタイルの上品配色
フェミニンだけど上品な配色
– ベージュのワンピース(ベース)
– ブラウンのレザーバッグ(アソート)
– ゴールドのアクセサリー(アクセント)
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パーソナルカラーを活かした配色術
イエローベース(春・秋タイプ)の配色
イエローベースさんの場合は、温かみのある色合いがおすすめ。ブラウンやベージュ、オレンジ系の色味が、肌を自然に引き立て、垢抜けた印象を与えてくれます。
春タイプの配色例:
– ライトキャメル × アイボリー × ゴールド
– コーラルピンク × ベージュ × ブラウン
秋タイプの配色例:
– ディープブラウン × マスタードイエロー × カーキ
– テラコッタ × クリーム × ダークグリーン
ブルーベース(夏・冬タイプ)の配色
ブルーベースさんは涼しげな色合いが好相性◎ アッシュ系やブルー、ラベンダーなどの色味は、肌に透明感を与え、洗練された印象を演出します。
夏タイプの配色例:
– ライトグレー × パウダーブルー × シルバー
– ラベンダー × ソフトホワイト × ライトネイビー
冬タイプの配色例:
– ブラック × アイシーブルー × シルバー
– バーガンディ × スノーホワイト × ディープネイビー
季節感のある配色で印象アップ
年間を通して使える万能カラーパレット
ベーシック3色+季節のアクセントカラー
白は、どんな色とも合わせやすく、コーディネートに清潔感と明るさをプラスしてくれる万能カラーだそうです。ダークトーンのアイテムを組み合わせると、全体の印象が重く、野暮ったく見えてしまうことがあります。そんなときは、白を取り入れることで、コーディネートに明るさと爽やかさをプラスできます。
春:ネイビー + 白 + パステルピンク
夏:グレー + 白 + サックスブルー
秋:ブラウン + ベージュ + バーントオレンジ
冬:ブラック + ホワイト + ディープレッド
トレンドカラーの取り入れ方
2024-25年秋冬のランウェイで特に際立ったのは、マスキュリンとフェミニンを融合させたシックなオリーブグリーン。トレンドのユーティリティを象徴するカラーでもあり、多様なスタイリングにも対応する、まさに今季のマストハブカラー。
トレンドカラーは小物から取り入れるのがおすすめです:
– バッグでトレンドカラーを投入
– スカーフやストールで顔周りに配置
– 靴でさりげなくトレンド感をプラス
配色コーディネートのよくある失敗と対処法
「なんとなく野暮ったい」を解決する配色のコツ
垢抜けファッションとは、野暮ったくなく、洗練された着こなしのこと。今っぽさや都会的な要素が入ったファッションを指します。シンプルでありながらも洗練されていて、どこか品のあるスタイルを指します。
対処法:
1. 明度の差をつける – 同じような明るさの色ばかりでなく、濃淡をつける
2. 質感でメリハリを – レザー、ニット、デニム、ナイロンなど異なる素材のアイテムを組み合わせることでコーディネートにメリハリがON。すると洗練ムードが高まるうえ、コーディネートに奥行きが出て着こなしの幅がぐっと広がります。
3. 小物で引き締める – 高見えアイテムを取り入れると、垢抜けたおしゃれなファッションに。レザーのバッグやパンプス、ブーツ、チェーンバッグなど、プチプラでも高級感を感じられる小物をプラスするのがポイントです。
配色に迷った時の決断基準
迷った時はこの順番で考える:
1. その日の予定に適した印象か?
2. 自分の肌色に合っているか?
3. 季節感はあるか?
4. 3色以内に収まっているか?
5. 全体のバランスは取れているか?
配色選びに自信がない方は、月額制のファッションレンタルサービスメチャカリで、プロが選んだ配色コーディネートを実際に試してみるのもおすすめです。新品アイテムのレンタルなので、いろいろな配色パターンを気軽に楽しめます。
プロが実践する配色の上級テクニック
ワントーンコーディネートで上級者見え
【垢抜けエレガント編3】ワンカラーコーデでおしゃれ度アップ
同一色相の濃淡だけでまとめるワントーンコーディネートは、実は高度なテクニック。成功させるポイントは:
– 最低3つの異なる明度を組み合わせる
– 素材感で変化をつける(マット、シャイニー、テクスチャード)
– アクセサリーで金属の質感をプラス
例:グレーワントーンコーディネート
– チャコールグレーのコート(最も濃い)
– ライトグレーのニット(中間)
– オフホワイトのパンツ(最も薄い)
– シルバーのアクセサリー(質感のアクセント)
色の心理効果を活用した印象コントロール
自信を演出したい時:
– ネイビー + 白 = 信頼性と清潔感
– ブラック + シルバー = 洗練された強さ
親しみやすさを表現したい時:
– ベージュ + ブラウン = 温かみと安心感
– グレー + ソフトピンク = 上品な親しみやすさ
華やかさをプラスしたい時:
– ネイビー + ゴールド = エレガントな華やかさ
– グレー + ボルドー = 大人の色気
まとめ:配色マスターへの道のり
配色コーディネートの成功は、難しいルールを覚えることではなく、基本的なパターンを身につけることから始まります。「センス」と聞くと生まれ持った才能のように思っていませんか。ファッションやデザインなど、色を扱う分野では特にそうですね。でもじつはセンスは後から身につけられます。大切なのは学習と実践!
今日から実践できる3つのポイント:
1. 3色ルールを守る – ベースカラー70%、アソートカラー20-30%、アクセントカラー10%の配分を意識
2. 迷ったらベーシック3色 – グレー、ネイビー、ブラウンをベースに組み立てる
3. 小物で印象をコントロール – バッグ、靴、アクセサリーで配色のバランスを調整
「色の勉強」というと、ファッションやデザインのプロがすることと思われがちですが、じつは私たちにとって、とても身近で楽しいことなんです。普段からできる上達方法は「良いものを観察すること」です。センスの良い人は、日頃「良いな」と思ったものを観察して、それをうまく自分の中に取り入れています。
配色コーディネートをマスターすることで、毎朝の服選びが楽しくなり、自信を持っておしゃれを楽しめるようになります。まずは今回ご紹介した基本ルールから始めて、少しずつ自分らしい配色パターンを見つけていってくださいね。
色選びに悩む日々から卒業して、垢抜けたファッションライフを手に入れましょう!プロのコーディネートを参考にしたい方は、Rcawaiiのようなファッションレンタルサービスも活用して、新しい配色の発見を楽しんでみてください。
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